初めましてミミずくです

当社では、山林の所在を調べ、その境界を判別して、地内にある立木の樹種を調べて材積を測り、山林が持つ現在の価値を正確に見えるようにできる山林調査を行っております。

これを行うことにより、山林の所有者様には所有する山林資産の有効活用をご提案し、伐採業者様には伐採前に正確な売り上げのシュミレートや、境界の判別を行う事で誤伐を防止し、隣接地所有者様とのトラブルを未然に防ぐサービスをご提供しております。

また、令和5年4月からは、【伐採及び伐採後の造林の届出書】の申請にあたり、隣接森林所有者との境界の確認状況がわかる書類の提出が義務づけられる事となります。

当社ではGPS機器を用いて隣接森林所有者様も立ち合いの元、実際に現地を歩き現況を確認しながら境界の確認を行っておりますのでこの書類の作成をよりスムーズ行う事ができます。届出書類の作成にお困りの際は是非一度ご相談くださいませ。

GPS機器を使用して境界を判別しています

現在、我が国の山林は戦後、高度経済成長期に植林された樹木が伐採適齢期を迎えておりますが、外国産材の輸入による国産木材価格の低下に加え、林業従事者の減少などにより手入れが行き届かず、荒れた山林が増えております。

山林が荒れると育成不良となった林内の立木が風雪によって倒れたり、下層植生の不良により山で暮らす動物達の食糧が不足し、それによって里に降りて田畑を荒らすサルやクマやイノシシなどが近年問題化しています。

また、伐採の適齢期を迎えた老齢樹のCo2吸収量は成長段階である樹齢の若い木のそれと比べると半分以下に落ち込む事がわかっており、Co2削減の観点から考えると、伐採適齢期を迎えた樹木は伐採して新たに苗木を植栽する事で効率的にCo2を削減出来る事がわかっております。

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荒れた山林



我が国の森林面積は国土面積の3分の2にあたる約2,500万haであり、所有形態別に見ると森林面積の69%が民有林であり、森林面積の約41%に相当する約1,000haが人工林である。また、人工林面積のうち民有林が77%と大半を占めています。

その個人が所有する民有林は、大きく持っている人では1ha以上持っている方もおりますが、大多数の山林所有者は一筆1ha以下の小さい面積で所有しているケースが多いのが現状です。

素材生産者である伐採業者はその様な小さな山林一筆だけの伐採となると、伐採した立木を販売しても経費倒れしてしまうため所有者様へ作業経費を請求せざるを得ず、結果として持ち出しが多くなり、場合によっては伐採を依頼した所有者様が赤字となってしまうためその様な案件は受けたくないというのが実情なのです。

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日本の林地は集約化されていない



当社はその様な山林に隣接する周辺の林地を集約化し、境界を明確化してトラブルを未然に防いだ上で伐採業者様と山主様をつなぐお手伝いをさせて頂いております。

山林の活用法を提案し所有者様と伐採業者様をつなぐ、所有している所在地不明の山林を所有者様に代わって探し出す、ドローンによる空撮やGPS機器を用いて境界を判別し立木の材積を計測する、次世代のために苗木を生産し植林をすすめる。

株式会社ミミずくは、山の事ならなんでもご相談に応じる山のよろず屋です。

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山の事なら何でもご相談ください